2026年度の大学ラグビーは、関東大学対抗戦Aグループで明治大学が先頭に立ち、関東大学リーグ戦1部では東海大学と東洋大学が上位を争っています。関西大学Aリーグでは京都産業大学と天理大学がともに無敗を維持しており、全国大学ラグビーフットボール選手権大会への出場権をめぐる競争も本格化しています。
2026年10月25日朝(日本時間)時点で確認できる各協会の公式日程・試合結果・順位表を整理しました。関東と関西では勝点の付与方法や試合消化数が異なり、九州では順位決定戦も控えています。単純な勝利数だけでなく、勝点、ボーナスポイント、残りの対戦カードまで確認すると、シーズン終盤の順位争いがより明確になります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最新順位の注目点:関東大学対抗戦Aグループは明治大学が勝点24、関東大学リーグ戦1部は東海大学が勝点24で先行しています。
- 関西の首位争い:京都産業大学が勝点18、天理大学が勝点17で、ともに4戦全勝です。
- 全国大学選手権への道:第63回大会は全14チームが出場。関東対抗戦A、関東リーグ戦1部、関西Aリーグの上位校に加え、九州や各地域の代表校にも枠が設けられています。
【2026年最新】大学ラグビーの順位表を関東・関西・九州別に比較
2026年度の順位争いを把握するには、各リーグを分けて見る必要があります。以下は、関東大学ラグビーフットボール協会、関西ラグビーフットボール協会、九州ラグビーフットボール協会の掲載情報をもとに整理した一覧です。
更新時点はリーグによって異なります。関東大学対抗戦Aグループは10月24日更新、関東大学リーグ戦1部は10月18日更新、関西大学Aリーグは10月18日までの試合結果を反映しています。九州学生ラグビーリーグAは公式日程で確認できる10月17日までの結果を基準にしています。勝点が同じチームや消化試合数が異なるチームは、最終順位が確定していない場合があります。
| リーグ | 順位目安 | 大学 | 試合数・勝敗(勝-分-敗) | 勝点 |
|---|---|---|---|---|
| 関東大学対抗戦A | 1 | 明治大学 | 4試合・4-0-0 | 24 |
| 関東大学対抗戦A | 2相当 | 早稲田大学 | 3試合・3-0-0 | 18 |
| 関東大学対抗戦A | 2相当 | 帝京大学 | 3試合・3-0-0 | 18 |
| 関東大学対抗戦A | 2相当 | 慶應義塾大学 | 4試合・3-0-1 | 18 |
| 関東大学対抗戦A | 5 | 筑波大学 | 3試合・1-0-2 | 8 |
| 関東大学対抗戦A | 6 | 日本体育大学 | 4試合・0-0-4 | 5 |
| 関東大学対抗戦A | 7 | 立教大学 | 4試合・0-0-4 | 4 |
| 関東大学対抗戦A | 8 | 青山学院大学 | 3試合・0-0-3 | 3 |
| 関東大学リーグ戦1部 | 1 | 東海大学 | 4試合・4-0-0 | 24 |
| 関東大学リーグ戦1部 | 2 | 東洋大学 | 4試合・4-0-0 | 23 |
| 関東大学リーグ戦1部 | 3 | 流通経済大学 | 4試合・3-0-1 | 18 |
| 関東大学リーグ戦1部 | 4 | 関東学院大学 | 4試合・1-1-2 | 12 |
| 関東大学リーグ戦1部 | 5 | 日本大学 | 4試合・1-1-2 | 10 |
| 関東大学リーグ戦1部 | 6相当 | 立正大学 | 4試合・1-0-3 | 8 |
| 関東大学リーグ戦1部 | 6相当 | 専修大学 | 4試合・1-0-3 | 8 |
| 関東大学リーグ戦1部 | 8 | 法政大学 | 4試合・0-0-4 | 4 |
| 関西大学Aリーグ | 1 | 京都産業大学 | 4試合・4-0-0 | 18 |
| 関西大学Aリーグ | 2 | 天理大学 | 4試合・4-0-0 | 17 |
| 関西大学Aリーグ | 3 | 同志社大学 | 3試合・2-0-1 | 9 |
| 関西大学Aリーグ | 4 | 近畿大学 | 4試合・2-0-2 | 8 |
| 関西大学Aリーグ | 5 | 関西大学 | 4試合・1-0-3 | 5 |
| 関西大学Aリーグ | 6 | 摂南大学 | 3試合・1-0-2 | 4 |
| 関西大学Aリーグ | 7 | 関西学院大学 | 3試合・0-0-3 | 2 |
| 関西大学Aリーグ | 8 | 立命館大学 | 3試合・0-0-3 | 0 |
| 九州学生ラグビーリーグA | 1 | 福岡工業大学 | 4試合・4-0-0 | 12 |
| 九州学生ラグビーリーグA | 2 | 福岡大学 | 4試合・3-0-1 | 9 |
| 九州学生ラグビーリーグA | 3 | 九州共立大学 | 4試合・3-0-1 | 9 |
| 九州学生ラグビーリーグA | 4 | 西南学院大学 | 4試合・1-0-3 | 3 |
| 九州学生ラグビーリーグA | 5 | 日本文理大学 | 4試合・1-0-3 | 3 |
| 九州学生ラグビーリーグA | 6 | 鹿児島大学 | 4試合・0-0-4 | 0 |
表の勝点は、異なるリーグ間でそのまま比較できる数字ではありません。特に関東の2リーグは勝点5を基本とする一方、九州リーグAの参考集計では1勝3点で表示されています。勝点の付与方式と集計時点を合わせて読むことが、順位を誤解しないための第一歩です。
【最新試合結果】明治・早稲田・帝京と東海・東洋の順位争い
関東大学対抗戦Aグループでは、10月24日に明治大学が立教大学を50-14で下しました。同日の慶應義塾大学対日本体育大学は29-24で、慶應義塾大学が接戦を制しています。これにより、明治大学は4戦全勝で勝点24となり、首位を維持しています。
10月25日には、帝京大学対青山学院大学、早稲田大学対筑波大学が予定されています。早稲田大学と帝京大学はともに3戦全勝で勝点18。明治大学より試合消化数が少ないため、勝点だけを見て実力差や最終順位を断定するのは早計です。
関東大学リーグ戦1部は、10月18日更新の公式星取表で東海大学が勝点24、東洋大学が23。両校とも4戦全勝で、流通経済大学が勝点18で続きます。10月25日には東洋大学対関東学院大学、東海大学対流通経済大学などが組まれており、上位校同士の直接対決に向けた流れが注目されます。
九州学生ラグビーリーグAでは、10月17日に福岡工業大学が福岡大学に43-14で勝利し、4戦全勝を維持しました。九州共立大学も鹿児島大学に106-21で勝ち、福岡大学とともに3勝1敗で追っています。10月24日開催分については、協会の掲載ページでスコアがまだ反映されていないため、上の表は10月17日終了時点の順位目安です。
関西大学Aリーグでは、京都産業大学が10月18日に関西大学を41-21で破り、天理大学も近畿大学に42-24で勝利しました。両校とも4戦全勝ですが、勝点では京都産業大学が18、天理大学が17。わずか1点差の首位争いが続いています。
【勝敗表・勝点の見方】大学ラグビーの順位決定方式を解説
大学ラグビーの順位表では、「勝」「分」「敗」だけでなく、勝点とボーナスポイントも確認する必要があります。勝利数が同じでも、勝点の差によって順位が変わることがあるためです。
関東大学対抗戦Aグループと関東大学リーグ戦1部では、公式ルールに基づき、基本の勝点は次のように設定されています。
- 勝利:5点
- 引き分け:3点
- 敗戦:1点
- 不戦勝:6点、不戦敗:0点
- 不可抗力による試合不成立:双方に3点
- 7点差以内の敗戦:ボーナスポイント1点を追加
- 相手より3トライ以上多い勝利:ボーナスポイント1点を追加
たとえば、同じ1勝でも、3トライ以上の差をつけて勝てば追加点を得られます。また、惜敗したチームも7点差以内であれば追加点を獲得できるため、最後まで点差を縮めることが順位争いに影響します。上の条件は関東の2リーグに関するものであり、他地域のリーグに同じ配点を当てはめてはいけません。
関東の両リーグでは、全日程終了時に勝点が並んだ場合、勝利数、当該チーム同士の勝点、当該対戦の得失点差、全試合の得失点差、総トライ数、トライ後のゴール数など、規定の順序で順位を決めます。したがって、勝点が同じだからといって、必ず同順位でシーズンを終えるわけではありません。
順位表を確認するときは、次の3点をセットで見るのがおすすめです。
- 試合消化数:首位チームより1試合少ないチームが、勝点差を縮める余地を残していないか。
- 直接対決:上位校同士の試合が残っているか。勝点だけでなく、順位決定条件に関わる対戦になるか。
- ボーナスポイント:勝敗だけでなく、点差やトライ数が順位に影響する状況か。
なお、試合の得点と順位決定に使う勝点は別物です。たとえば「50-14」の50点は試合で獲得した得点であり、順位表の勝点50を意味するものではありません。この違いを押さえるだけでも、勝敗表の読み違いを防げます。
【全国大学選手権】出場条件と2026年度の日程をチェック
大学ラグビーのシーズン終盤で大きな目標となるのが、全国大学ラグビーフットボール選手権大会です。日本ラグビーフットボール協会が2026年10月22日に発表した第63回大会の概要によると、出場チームは全14チーム。地域別のリーグ戦や代表決定戦を通じて出場校が決まります。
2026年度大会の出場枠は、次のように構成されています。
- 関東大学対抗戦Aグループ:通常の上位3校に加え、前回大会の優勝校・準優勝校が所属するグループへの追加枠が各1校。今大会では両校とも同グループに所属するため、合計5校が対象となります。
- 関東大学リーグ戦1部:上位3校。
- 関西大学Aリーグ:上位3校。
- 九州学生ラグビーリーグ:1位チーム。
- 北海道・東北地区:地区代表1校。
- 東海・北陸・中国・四国地区:地区代表決定戦の勝者1校。
つまり、関東対抗戦Aでは上位3校だけでなく、前回大会の決勝進出校が所属するリーグの4位・5位にも出場枠が設けられています。一方、関東リーグ戦1部と関西Aリーグは、それぞれ上位3校が出場権を得る仕組みです。所属リーグによって選手権への道筋が異なる点は、順位表を見るうえで重要です。
第63回全国大学選手権の主な日程は次のとおりです。
- 1回戦:2026年11月22日
- 2回戦:2026年11月29日
- 3回戦:2026年12月13日
- 準々決勝:2026年12月19日・20日
- 準決勝:2027年1月2日
- 決勝:2027年1月10日
大会はトーナメント方式で行われ、1回戦・2回戦は無料試合、3回戦以降は有料試合と発表されています。放送・配信予定などは、今後の協会発表で確認する必要があります。
【強豪校の順位と歴代優勝校】明治・早稲田・帝京、東海・東洋、天理・京産の注目点
2026年度の順位争いは、各リーグの現在地と全国大学選手権の歴史を合わせて見ると、より理解しやすくなります。
明治大学・早稲田大学・帝京大学は、関東大学対抗戦Aグループの優勝争いの中心です。明治大学は4戦全勝で勝点24と先行していますが、早稲田大学と帝京大学も3戦全勝。試合消化数の違いを考慮すると、今後の対戦結果次第で差が縮まる可能性があります。
東海大学・東洋大学は、関東大学リーグ戦1部でそれぞれ勝点24、23。ともに4戦全勝で、現時点では東海大学がわずかに上回っています。流通経済大学も勝点18で追走しており、上位校同士の直接対決が順位の行方を左右します。
天理大学・京都産業大学は、関西大学Aリーグでともに4戦全勝です。京都産業大学が勝点18で天理大学の17点を上回っているのは、単純な勝利数だけでは順位を説明できないことを示しています。シーズン終盤の直接対決も含め、両校の勝点の積み上げ方が焦点です。
全国大学選手権の歴代優勝校を見ると、2025年度大会(第62回)は明治大学が優勝し、早稲田大学が準優勝しました。2025年度までの通算優勝回数では、早稲田大学が16回、明治大学が14回、帝京大学が13回とされています。帝京大学は2009~2017年度に9連覇を達成しており、近年の大学ラグビーを語るうえで欠かせない存在です。
ただし、歴代の優勝回数が多いことと、現在のリーグ順位は別の指標です。過去の実績は伝統や競技力の変遷を理解する材料になりますが、2026年度の選手権出場校を予測するなら、現在の勝点、残り試合、直接対決を優先して確認する必要があります。
【プロの結論】大学ラグビーの順位争いを正しく読み解く方法
2026年度の大学ラグビーは、複数のリーグで全勝校が並び、勝点や試合消化数が順位争いの重要な材料になっています。明治大学と東海大学がそれぞれ勝点24で先行する一方、関西では京都産業大学と天理大学が1点差で競り合い、九州では福岡工業大学が4戦全勝で首位を走っています。
順位表を判断材料として使う際には、次の基準を意識してください。
- 現時点の順位を知りたい場合:各協会の公式順位表と更新日を確認する。
- 優勝候補を見極めたい場合:勝点だけでなく、試合消化数、直接対決、残りの日程も比較する。
- 全国大学選手権への出場を予測したい場合:所属リーグの出場枠と、現在の順位を照らし合わせる。
- 歴代の強豪校を比較したい場合:大学選手権の通算優勝回数と、当年度の成績を分けて考える。
特に注意したいのは、10月時点の順位がそのまま最終順位になるわけではないことです。試合数が異なるチームを勝点だけで比較したり、別リーグの勝点を同じ基準で扱ったりすると、実際の優勝争いや選手権出場条件を見誤る可能性があります。公式の試合結果と大会要項を合わせて確認することが、最も確実な判断方法です。
【大学ラグビー順位】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年度の大学ラグビーで首位に立っている大学はどこですか?
A1:確認できる最新の掲載情報では、関東大学対抗戦Aグループは明治大学が勝点24、関東大学リーグ戦1部は東海大学が勝点24、関西大学Aリーグは京都産業大学が勝点18で首位です。九州学生ラグビーリーグAは、10月17日終了時点の集計で福岡工業大学が4戦全勝となっています。
Q2:大学ラグビーの順位は勝利数だけで決まりますか?
A2:必ずしもそうではありません。関東大学対抗戦Aグループと関東大学リーグ戦1部では、基本の勝点に加え、7点差以内の敗戦や3トライ差以上の勝利によるボーナスポイントが設定されています。勝点が同じ場合には、勝利数や直接対決の結果など、規定に沿って順位を決定します。
Q3:全国大学ラグビーフットボール選手権には何校が出場しますか?
A3:2026年度の第63回大会は全14チームです。関東大学対抗戦Aグループから5校、関東大学リーグ戦1部と関西大学Aリーグから各3校、九州学生ラグビーリーグから1校、さらに北海道・東北地区と東海・北陸・中国・四国地区から各1校が出場する構成です。
まとめ:2026年度の大学ラグビーは勝点と出場枠を合わせて確認
2026年度の大学ラグビーは、関東では明治大学と東海大学、関西では京都産業大学と天理大学が、それぞれのリーグで上位争いを繰り広げています。早稲田大学、帝京大学、東洋大学、流通経済大学なども今後の結果次第で順位を動かす可能性があり、秋の直接対決が重要な意味を持ちます。
全国大学選手権への出場を見据えるなら、各リーグの順位だけでなく、勝点の仕組み、試合消化数、出場枠、今後の日程まで確認することが大切です。最新の公式結果を基準に順位表を追えば、リーグ優勝争いから大学日本一を決める選手権まで、シーズン全体の流れをより正確に把握できます。 (出典: 大学 ラグビー 順位(Yahoo!ニュース))