女子800mの日本記録保持者として知られる陸上選手の久保凛と、サッカー日本代表の久保建英。異なる競技で活躍する2人には、実は父方の親族というつながりがある。スポーツ紙の報道によると、久保凛の父・久保建二郎さんの兄が久保建英の父で、2人はいとこの関係にあたる。
久保凛は和歌山県串本町出身。小学生時代には地元のサッカークラブ「串本JFC」でプレーし、その後、陸上競技へ転向した。2025年7月には女子800mで1分59秒52の日本記録を樹立。2025年の東京世界陸上、2026年の日本選手権、名古屋アジア大会と、国内外の大舞台で経験を積んでいる。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- いとこ関係:久保凛の父・建二郎さんの兄が久保建英の父。久保瑛史も久保凛のいとこにあたる。
- 家族と競技の原点:父はサッカーと縁が深く、祖母・浩子さんは陸上競技に取り組むきっかけをつくった人物として報じられている。
- 日本記録:女子800mの自己ベストは1分59秒52。2026年は日本選手権3連覇を達成した。
- 2026年の最新成績:日本選手権優勝、U20世界選手権5位、名古屋アジア大会4位。
- 結婚の話題:久保建英と福原遥は2026年10月2日に結婚を公表。福原遥は久保凛にとって「いとこの妻」にあたる。
【結論】久保凛と久保建英は本当にいとこ?父方の家系図を整理
久保凛と久保建英がいとこであることは、スポニチなどのスポーツ紙が2023年の報道で伝えている。単に名字が同じというだけではなく、父親同士が兄弟という具体的な親族関係が紹介されている。
家系を整理すると、久保凛の父・久保建二郎さんの兄が久保建英の父にあたる。つまり、久保凛と久保建英は父方のいとこ同士だ。
家系図を簡略化すると、次のようになる。
- 父方の祖父母
- 父の兄 ─ 久保建英、久保瑛史の父
- 父・久保建二郎さん ─ 久保凛の父
- いとこの世代
- 久保建英:サッカー日本代表選手
- 久保瑛史:久保建英の弟で、サッカー選手
- 久保凛:女子800mの日本記録保持者
この関係から分かる重要な点は、久保凛と久保瑛史もいとこ同士だということだ。久保瑛史は久保凛の実の弟ではなく、久保建英の弟である。
なお、久保凛の父方の家系について分かっていることと、家族全員の詳細なプロフィールは別の話だ。親族関係は報道されている一方、祖父母を含む全員の氏名や職業、家族の私生活がすべて公表されているわけではない。
【家族構成】父・久保建二郎と祖母・浩子が支えた競技人生
久保凛の競技人生を理解するうえで欠かせないのが、父・久保建二郎さんと祖母・浩子さんの存在だ。サッカーに親しんだ幼少期と、陸上選手として才能を伸ばした時期には、家族や地元のスポーツ環境が深く関わっている。
父・久保建二郎さんと串本JFCのつながり
久保凛は小学校1年生から6年生まで、和歌山県串本町の少年サッカークラブ「串本JFC」でプレーした。主なポジションは右MFだったとスポニチが報じている。
父・建二郎さんについては、地域の少年サッカー指導に関わり、串本JFCで監督を務めた人物として紹介されることがある。サッカーを身近に感じられる環境で育ったことは、凛が幼い頃から運動能力を伸ばす土台の一つになったと考えられる。
ただし、父の指導歴と久保建英の育成歴を混同しないことも大切だ。2人は親族だが、それぞれ異なる環境で競技に取り組んできた。久保建英は海外のクラブ育成組織を経験してプロ選手となり、久保凛は中学以降に陸上競技へ本格的に軸足を移した。
祖母・浩子さんが陸上との出会いをつくった
久保凛が陸上競技を始めるきっかけになった人物として、祖母の浩子さんが知られている。スポニチの取材記事によると、浩子さんは陸上クラブで指導に携わり、地元の駅伝大会にも関わっていた。
凛は小学校高学年の頃、祖母に勧められて駅伝大会に出場した。サッカーで培った走力を生かして好成績を残したことが、陸上への関心を強めるきっかけになったという。
中学時代には陸上競技に本格的に取り組み、2022年の全日本中学校陸上競技選手権大会では女子800mで優勝。その後、東大阪大学敬愛高校へ進学し、高校年代を代表する中距離ランナーへ成長した。
祖母が競技を始めるきっかけをつくり、父がサッカーを通じてスポーツに親しめる環境を支えたという経緯は、久保凛のキャリアを理解するうえで重要だ。
母や兄弟を含む家族構成は?
過去のスポニチ報道では、久保凛には兄と弟がおり、兄弟もサッカーに親しんでいたことが伝えられている。また、高校進学時には母と兄弟が大阪府内で暮らし、父は和歌山県串本町で仕事をしていたと報じられた。
ただし、これは高校時代の生活についての報道であり、2026年現在の家族全員の居住地や生活状況を示すものではない。競技生活を支える家族の存在は知られているものの、母や兄弟の詳しいプロフィールは広く公表されていない。
【競技歴】サッカー少女から女子800m日本記録保持者へ
久保凛は2008年1月20日生まれ。和歌山県串本町出身で、串本潮岬中学校を経て東大阪大学敬愛高校へ進学した。2026年には積水化学に所属し、実業団選手として競技を続けている。
陸上競技で注目されるようになったのは中学時代だ。2022年に全日本中学校陸上競技選手権大会の女子800mで優勝すると、高校進学後も記録を伸ばし、2023年にはインターハイ女子800mを制した。
2024年の日本選手権でも優勝し、高校2年生ながら国内トップ選手の一人として存在感を示した。そして2025年7月の日本選手権で、自身の持つ記録を更新する1分59秒52をマーク。女子800mの日本記録保持者となった。
この記録の価値は、単に国内大会で優勝したことにとどまらない。800mはスピードと持久力の両方が求められ、前半の位置取りやペース配分、ラストスパートの判断が勝敗を左右する種目だ。短距離のように最初から全力で走り切るのではなく、レース全体を組み立てる能力も問われる。
サッカー経験で培った走力や運動感覚が競技の土台になった可能性はあるが、日本記録を生んだ要因を血縁や生まれ持った能力だけで説明することはできない。継続的な練習、競技環境、レース経験を積み重ねてきた結果として捉える必要がある。
【記録比較】1分59秒52と2025〜2026年の主要成績
久保凛の実績を評価するには、日本記録を樹立した2025年と、国内選手権で3連覇を達成した2026年を分けて見ると分かりやすい。以下は日本陸上競技連盟の選手プロフィール、大会公式記録、JOCのアジア大会公式結果などを基に整理した主要成績だ。
| 時期・大会 | 種目・記録 | 順位・実績 |
|---|---|---|
| 2022年 全日本中学校陸上競技選手権大会 | 女子800m・2分09秒96 | 優勝 |
| 2023年 インターハイ | 女子800m・2分06秒41 | 優勝 |
| 2024年 日本選手権 | 女子800m・2分03秒13 | 優勝 |
| 2025年 日本選手権 | 女子800m・1分59秒52 | 優勝、日本記録を樹立 |
| 2025年 東京世界陸上 | 女子800m・2分02秒84 | 予選3組7着、予選敗退 |
| 2026年 日本選手権 | 女子800m・2分01秒54 | 優勝、3連覇達成 |
| 2026年 U20世界選手権 | 女子800m・2分04秒00 | 5位入賞 |
| 2026年 名古屋アジア大会 | 女子800m・2分05秒46 | 4位 |
※大会記録は各大会の公式発表に基づく。2025年の日本記録1分59秒52と2026年の年次ベスト2分01秒54は、異なる大会・時期の記録である。
2025年7月の1分59秒52は、久保凛の自己ベストであり、日本記録だ。2026年の日本選手権では2分01秒54で優勝しているため、2025年の記録を2026年の大会記録と混同しないようにしたい。
また、800mの結果はタイムだけでなく、順位や大会の性格も合わせて見る必要がある。国内選手権で勝つことと、世界選手権やアジア大会で外国選手と競うことでは、求められる対応やレース展開が異なるからだ。
【2026年最新】世界陸上2025からアジア大会2026までの現在地
東京世界陸上2025は予選敗退
2025年9月の東京世界陸上では、女子800mの予選に出場。2分02秒84で3組7着となり、準決勝進出はならなかった。
日本記録保持者として期待を集めた大会だったが、自己ベストを更新する走りには届かなかった。日本陸上競技連盟の大会後コメントでは、久保自身もレースプランどおりに走れなかった悔しさを振り返り、さらに強くなってこの舞台に戻りたいという意向を示している。
世界大会で予選を突破できなかったことは課題だが、国内での記録と国際大会での結果を分けて考えることが重要だ。自己ベストが高水準であることと、世界のトップ選手と競り合う経験を積むことは、別々に評価する必要がある。
2026年日本選手権で3連覇
2026年6月13日の第110回日本選手権では、女子800mで2分01秒54を記録して優勝。2024年、2025年に続く3連覇を達成し、名古屋アジア大会の日本代表にも内定した。
日本陸上競技連盟の大会後コメントでは、調子が上がらず不安を抱えていたことや、予選の反省を踏まえてレースプランを修正したことが語られている。決勝では最後まで競り合い、勝利をつかんだ。
自己ベスト更新ではなかったものの、勝負どころで結果を残した点は見逃せない。記録を狙うレースと、勝ち抜くことが求められるレースでは戦い方が変わる。日本選手権での3連覇は、久保凛が国内トップレベルの安定した実力を持つことを示す結果となった。
U20世界選手権は5位、アジア大会は4位
2026年8月のU20世界選手権では、女子800mで2分04秒00を記録して5位に入賞した。日本陸上競技連盟の帰国会見では、自己ベスト更新と優勝を目指していたものの、思いどおりのレースができなかったことを振り返っている。
続く9月の名古屋アジア大会では、女子800m予選を2分02秒87で通過。決勝は2分05秒46で4位となり、メダル獲得には届かなかった。JOCおよび大会公式記録で確認できる2026年の主要な国際大会成績は、U20世界選手権5位、アジア大会4位だ。
2026年は日本選手権で3連覇を達成する一方、国際大会では表彰台に届かなかった。国内で勝つ力を維持しながら、国際大会でも自己ベストに近い走りを安定して出せるかが、今後の大きな課題になる。
【関係を整理】久保瑛史や福原遥とのつながり、ネットの誤解
久保瑛史は久保凛の弟ではなく、いとこ
久保瑛史は久保建英の弟で、サッカー選手として活動している。セレッソ大阪の公式プロフィールでも選手として紹介されている。
そのため、久保凛との関係は「兄弟」ではなく「いとこ」だ。久保凛自身にも兄と弟がいると過去の報道で伝えられているが、久保瑛史はその兄弟とは別の人物である。
名字が同じで、3人ともサッカーや陸上という競技の世界で注目されているため、家族関係を混同しやすい。しかし、久保建英と久保瑛史は兄弟、久保凛は2人のいとこと整理すれば分かりやすい。
久保建英と福原遥は2026年10月に結婚を公表
久保建英と俳優の福原遥は、2026年10月2日にそれぞれのSNSを通じて結婚を公表した。テレビ朝日などの報道でも、2人が結婚を発表したことが伝えられている。
このため、2026年10月24日時点では、福原遥は久保建英の妻にあたる。久保凛との関係を表すなら「いとこの妻」が適切であり、福原遥自身が久保凛の血縁上のいとこであるわけではない。
また、結婚の公表から分かるのは2人が夫婦になったという事実であり、久保凛の家族構成や私生活に新たな事実が加わったことを意味するわけではない。親族関係を説明するときは、血縁による関係と婚姻による関係を分けて考える必要がある。
「アスリート一家だから強い」という説明だけでは不十分
久保家には、サッカーの久保建英、久保瑛史、陸上の久保凛という競技者がいる。さらに、凛の父がサッカーと縁の深い環境に関わり、祖母が陸上競技のきっかけをつくったという背景もある。
ただし、家族に競技者がいることだけで、本人の成績を説明することはできない。久保凛が女子800mで日本記録を樹立した背景には、競技を始めた時期、練習の積み重ね、指導環境、レース経験など、複数の要素がある。
血縁関係は家族のつながりを知る手がかりにはなるが、選手の能力や将来の成績を決定する根拠にはならない。久保凛については、親族の知名度だけでなく、自身の記録と大会結果を中心に評価することが大切だ。
【久保凛久保建英】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:久保凛と久保建英は本当にいとこですか?
A1:はい。スポニチなどの報道によると、久保凛の父・久保建二郎さんの兄が久保建英の父で、2人は父方のいとこ同士です。
Q2:久保凛と久保瑛史はどのような関係ですか?
A2:久保瑛史は久保建英の弟です。久保凛から見ると、久保建英と同じくいとこにあたります。久保瑛史は久保凛の実の弟ではありません。
Q3:久保凛の父親は久保建二郎さんですか?
A3:はい。スポーツ紙の報道では父・建二郎さんの名前が伝えられています。久保凛は小学校1年生から6年生まで串本JFCでサッカーをしており、父も地元のサッカー環境と関わりの深い人物として紹介されています。
Q4:久保凛の800m日本記録は何秒ですか?
A4:女子800mの日本記録は1分59秒52です。2025年7月の日本選手権で樹立した自己ベストで、2026年の日本選手権優勝記録である2分01秒54とは異なります。
Q5:久保凛の2026年の大会成績は?
A5:2026年の日本選手権では2分01秒54で優勝し、3連覇を達成しました。U20世界選手権は2分04秒00で5位、名古屋アジア大会は2分05秒46で4位でした。
Q6:久保凛と福原遥は親戚ですか?
A6:2026年10月2日に福原遥と久保建英が結婚を公表したため、福原遥は久保凛にとって「いとこの妻」にあたります。福原遥自身が久保凛の血縁上のいとこであるわけではありません。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
久保凛と久保建英は、父方の親族にあたるいとこ同士だ。久保凛の父・久保建二郎さんの兄が久保建英の父であり、久保瑛史も久保凛のいとこにあたる。祖母・浩子さんが陸上競技との出会いをつくり、父や地元のサッカー環境も幼少期のスポーツ経験を支えてきた。
一方、久保凛の競技実績は親族関係とは切り離して評価する必要がある。女子800mで1分59秒52の日本記録を持ち、2026年には日本選手権3連覇を達成。U20世界選手権5位、名古屋アジア大会4位という経験も積んだ。
今後の注目点は、日本記録を更新できるかだけではない。国内大会で培った勝負強さを国際大会でも発揮し、決勝で表彰台を争える選手へ成長するかどうかが重要になる。
久保凛と久保建英の関係を調べる際は、家系図や親族の情報については信頼できる報道を確認し、競技成績については日本陸上競技連盟や大会公式記録を優先したい。血縁関係への関心を入口にしながらも、久保凛自身が積み重ねてきた記録と挑戦に目を向けることが、アスリートとしての実像を理解する最も確かな方法だ。 (出典: 久保凛 久保 建英(Yahoo!ニュース))