2021年のプロ野球は、3月26日(金)にセ・リーグ、パ・リーグが同時開幕し、各球団143試合の公式戦を戦う日程でスタートしました。セ・パ交流戦は5月25日から6月13日まで、マイナビオールスターゲームは7月16日、17日に開催。さらに、東京五輪に伴う公式戦の中断や、クライマックスシリーズの日程変更など、年間スケジュールには見逃せないポイントがいくつもありました。
2026年に当時の試合日程や球団の成績を振り返る際は、当初の発表日程と実際に確定した日程を区別することが大切です。日本野球機構(NPB)の公式発表をもとに、2021年プロ野球日程一覧、開幕カード、セ・パ交流戦、オールスター、東京五輪中断期間、ポストシーズンまでを時系列で整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2021年のプロ野球は3月26日(金)にセ・パ同時開幕。1球団143試合制で実施されました。
- 要点2:セ・パ交流戦は5月25日〜6月13日、オールスターは7月16日・17日。公式戦は東京五輪に伴い7月19日〜8月12日に中断しました。
- 要点3:クライマックスシリーズは11月6日から、日本シリーズは11月20日から開催。当初の予定からポストシーズンが1週間繰り下げられました。
【2021年プロ野球日程の全体像】3月開幕から11月の日本シリーズまで
2021年の年間日程を理解するうえで押さえておきたいのは、レギュラーシーズン、交流戦、オールスター、東京五輪による中断、ポストシーズンという5つの節目です。
NPBが公表した2021年のプロ野球行事日程によると、春季オープン戦は3月2日から21日まで。セ・パ両リーグの公式戦は3月26日に始まり、5月下旬から6月中旬にかけて交流戦が行われました。
7月にはオールスターゲームを開催。その直後の7月19日から8月12日までは東京五輪に伴う公式戦の中断期間が設定され、8月13日から公式戦が再開されました。秋にはクライマックスシリーズを経て、11月20日からSMBC日本シリーズ2021が行われています。
この年の特徴は、2020年に新型コロナウイルス感染症の影響で中止されたセ・パ交流戦とオールスターゲームが復活したことです。一方、感染対策に伴う試合運営上の特例や、五輪開催に合わせた日程調整もありました。単純に年間カレンダーを見るだけでは把握しにくい、2021年特有の事情が反映されています。
【プロ野球2021年開幕戦日程】3月26日のセ・パ同時開幕カード
2021年のプロ野球開幕日は、3月26日(金)です。NPBはセ・リーグの試合日程を2020年11月9日に、パ・リーグの試合日程を同年12月4日に発表。その後、球場と開始時刻を含む詳細日程も公表しました。
セ・リーグの開幕カードは、2018年シーズンの上位3球団がホームとなる組み合わせです。パ・リーグは2017年シーズンの上位3球団がホームチームを務めました。
セ・リーグの開幕戦
読売ジャイアンツ-横浜DeNAベイスターズ:東京ドーム、18時開始
東京ヤクルトスワローズ-阪神タイガース:明治神宮野球場、18時開始
広島東洋カープ-中日ドラゴンズ:MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島、18時開始
パ・リーグの開幕戦
東北楽天ゴールデンイーグルス-北海道日本ハムファイターズ:楽天生命パーク宮城、16時開始
埼玉西武ライオンズ-オリックス・バファローズ:メットライフドーム、18時開始
福岡ソフトバンクホークス-千葉ロッテマリーンズ:福岡PayPayドーム、18時30分開始
セ・リーグは3試合すべてが18時開始だったのに対し、パ・リーグは楽天の開幕戦が16時、ソフトバンクの開幕戦が18時30分と、試合開始時刻に違いがありました。開幕日の試合を振り返る場合は、日付だけでなく、対戦カードと球場も合わせて確認すると正確です。
また、2021年シーズンは開幕前の3月22日に、公式戦を9回までとし、延長戦を行わない方針が改めて確認されました。新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業時間短縮要請などへの対応です。9回終了時点で同点の場合は引き分けとなるため、通常の延長戦を前提とした過去のシーズンとは試合運営の条件が異なっていました。
【セ・リーグ・パ・リーグ2021年試合日程】各球団143試合の内訳
2021年のレギュラーシーズンは、セ・リーグ、パ・リーグともに1球団143試合制でした。2020年は感染症の影響で公式戦が120試合に短縮され、交流戦、オールスターゲームなども中止されましたが、2021年は143試合制に戻り、交流戦も再開しています。
各球団の公式戦143試合は、同一リーグ内の対戦125試合と、他リーグとの交流戦18試合で構成されました。リーグ内では6球団が25回戦総当たりで対戦し、交流戦では他リーグの6球団とそれぞれ3試合を戦います。
セ・リーグとパ・リーグの違いを調べる際に注意したいのは、基本となる試合数は同じでも、球場や開始時刻、振替試合の設定などが異なることです。日程の全体像を確認するなら、リーグ別の公式戦日程と交流戦の日程を分けて見る方法が確実です。
さらに、当初発表された日程と、その後に調整された日程が必ずしも同一ではない点も重要です。感染状況や自治体の要請などに応じて試合開始時刻や開催条件が見直される場合がありました。過去の試合を特定する場合は、月別の日程だけでなく、NPBの試合結果や公式記録も照合すると、延期・振替による混同を防ぎやすくなります。
【保存版】2021年プロ野球日程一覧を時系列で確認
2021年の主な日程を、年間の流れがわかるようにまとめました。レギュラーシーズンの節目だけでなく、ポストシーズンの実施日まで確認できます。
| 日程 | 行事・試合 | 確認しておきたいポイント |
|---|---|---|
| 3月2日〜21日 | 春季オープン戦 | 公式戦開幕前の調整期間 |
| 3月26日(金) | セ・パ公式戦開幕 | 両リーグが同日に開幕 |
| 5月25日〜6月13日 | 日本生命セ・パ交流戦 | 予備日を含む日程調整期間は6月17日まで |
| 7月15日(木) | フレッシュオールスターゲーム | 松山・坊っちゃんスタジアムで開催予定 |
| 7月16日(金)・17日(土) | マイナビオールスターゲーム | 第1戦はメットライフドーム、第2戦は楽天生命パーク宮城 |
| 7月19日〜8月12日 | 東京五輪に伴う公式戦中断 | 8月13日から公式戦を再開 |
| 10月26日(火) | ヤクルトがセ・リーグ優勝 | 6年ぶり8度目のリーグ優勝 |
| 11月6日(土)〜 | クライマックスシリーズ・ファーストステージ | 当初の予定から1週間繰り下げ |
| 11月10日(水)〜 | クライマックスシリーズ・ファイナルステージ | リーグ優勝球団とファーストステージ勝者が対戦 |
| 11月20日(土)〜28日(日) | SMBC日本シリーズ2021 | 最大7試合の日程。実際は第6戦で決着 |
上記は主要行事を抜き出した一覧で、公式戦の全試合を掲載したものではありません。各試合の対戦相手、球場、開始時刻を調べる場合は、NPB公式サイトの2021年「セ・パ公式戦」アーカイブに掲載された公式戦全試合日程PDFを確認するのが適切です。セ・リーグ、パ・リーグ、セ・パ交流戦はそれぞれ別の資料で確認できます。
【セ・パ交流戦・オールスター・東京五輪】夏場の日程はどう組まれた?
2021年の日本生命セ・パ交流戦は、5月25日(火)から6月13日(日)まで開催されました。予備日を含めた調整期間は6月17日までで、全108試合が予定されていました。各球団は他リーグの6球団と3試合ずつ対戦し、ホーム9試合、ビジター9試合の計18試合を戦う形式です。
交流戦が2年ぶりに開催された背景には、2020年の中止があります。2021年は2019年以来の交流戦となり、異なるリーグの球団同士が公式戦で対戦する機会が戻りました。NPBのリーグ略史によると、2021年の交流戦では6月15日にセ・リーグの勝ち越しが決定。セ・リーグが交流戦で勝ち越したのは2009年以来12年ぶり2度目でした。
続いて、マイナビオールスターゲーム2021は7月16日(金)と17日(土)の2試合制で実施されました。第1戦はメットライフドーム、第2戦は楽天生命パーク宮城が会場となり、7月18日は予備日として設定されていました。なお、フレッシュオールスターゲームは7月15日に松山・坊っちゃんスタジアムで開催予定でした。
このオールスターの日程に続く大きな節目が、東京五輪による公式戦の中断です。NPBの年間行事日程では、7月19日(月)から8月12日(木)までが公式戦中断期間とされ、8月13日から試合が再開されました。
中断期間は、公式戦が単に休止しただけの空白ではありません。東京五輪では野球競技が行われ、侍ジャパンは8月7日の決勝でアメリカを破って金メダルを獲得しました。プロ野球の日程を調べるときには、オールスターの終了日と公式戦の中断開始日を混同しないことが大切です。オールスター第2戦は7月17日、中断開始は7月19日で、間に予備日が設けられていました。
【2021年クライマックスシリーズ・日本シリーズ】当初日程からの変更点
レギュラーシーズン終盤から日本一決定までの日程には、2021年ならではの変更がありました。当初、パ・リーグのクライマックスシリーズはファーストステージが10月30日、ファイナルステージが11月3日に始まる予定でした。しかし、NPBは7月21日、ポストシーズンを1週間繰り下げることを発表。実際には、ファーストステージが11月6日、ファイナルステージが11月10日に始まりました。
クライマックスシリーズは、レギュラーシーズンの上位球団が日本シリーズへの出場権を争うポストシーズンです。2021年はセ・リーグで阪神と巨人がファーストステージを戦い、ヤクルトがファイナルステージに進出。パ・リーグではロッテと楽天がファーストステージを戦い、オリックスがファイナルステージに進出しました。
日本シリーズは11月20日(土)に開幕し、当初は11月28日(日)まで最大7試合の日程が組まれていました。第1戦と第2戦は京セラドーム大阪、第3戦から第5戦は東京ドーム、第6戦と第7戦はほっともっとフィールド神戸で開催する計画でした。
会場が通常の本拠地と異なった点にも注目したいところです。NPBの公式開催要項では、感染対策に伴う公式戦日程の変更によって本拠地球場が使用できない場合、別の球場を使用する可能性が示されていました。実際にヤクルトの本拠地である神宮球場では明治神宮野球大会が開催されていたため、第3戦から第5戦は東京ドームが使用されました。
2021年の日本シリーズは、セ・リーグ優勝の東京ヤクルトスワローズと、パ・リーグ優勝のオリックス・バファローズが対戦しました。ヤクルトが4勝2敗でオリックスを下し、11月27日の第6戦で日本一が決定。第7戦として予定されていた11月28日の試合は行われませんでした。
このように、2021年の試合日程を正確に把握するには、当初発表された日付だけでなく、変更後の開催日と実際の試合結果を確認する必要があります。特にクライマックスシリーズは、当初予定の10月30日・11月3日と、最終的な11月6日・11月10日を取り違えないよう注意が必要です。
【2021年プロ野球日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2021年のプロ野球開幕日はいつですか?
A1:2021年3月26日(金)です。セ・リーグ、パ・リーグともに同日に開幕し、各リーグ3カードずつ、計6試合が組まれました。
Q2:2021年の東京五輪によるプロ野球の中断期間はいつですか?
A2:7月19日(月)から8月12日(木)までです。公式戦は8月13日から再開されました。オールスターゲームは中断開始前の7月16日、17日に開催されています。
Q3:2021年のプロ野球公式戦は1球団何試合でしたか?
A3:セ・リーグ、パ・リーグともに143試合です。内訳はリーグ内の対戦125試合と、セ・パ交流戦18試合。なお、レギュラーシーズンは9回で打ち切りとなり、同点の場合は引き分けとする特例が適用されました。
まとめ:2021年のプロ野球日程を調べる際の判断基準
2021年のプロ野球日程は、3月26日のセ・パ同時開幕から始まり、5月25日〜6月13日の交流戦、7月16日・17日のオールスター、7月19日〜8月12日の東京五輪中断を経て、11月のクライマックスシリーズと日本シリーズへ続きました。
日程を短時間で確認するなら、まず開幕日と五輪中断期間を押さえ、次に交流戦とオールスター、最後にポストシーズンの日付を確認する方法がおすすめです。全試合の対戦カードや開始時刻まで必要な場合は、NPB公式サイトの2021年シーズンの試合日程PDFを参照すると、リーグ別・月別に詳細を追えます。
特に注意したいのは、発表当初の予定と最終的な日程の違いです。2021年はクライマックスシリーズが1週間繰り下げられ、日本シリーズも通常とは異なる球場構成で開催されました。こうした変更点まで把握すれば、2021年の試合結果や年間行事を振り返る際に、日付や開催地を取り違えずに確認できます。 (出典: 2021 プロ野球 日程(Yahoo!ニュース))