フェブラリーステークスの過去成績を調べるなら、歴代優勝馬だけでなく、全着順、勝ちタイム、単勝人気、払戻金まで押さえておきたいところです。2026年2月22日に東京競馬場で行われた第43回フェブラリーステークスでは、コスタノヴァが1分35秒4で優勝。前年に続く連覇を達成し、カフェファラオに続く近年の連覇馬として大きな記録を残しました。
JRAの公式レース結果と過去10年のデータを照らし合わせると、上位人気馬の強さ、4〜6歳馬の活躍、前走距離の変化など、予想に役立つ特徴が見えてきます。一方、2024年には11番人気のペプチドナイルが勝利し、3連単153万円超の高配当が発生しました。2026年までの結果を振り返り、堅実な傾向と波乱の条件を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の優勝馬:コスタノヴァが1分35秒4で勝利し、2025年に続く連覇を達成。
- 過去10年の人気傾向:JRAが2016〜2025年を対象に集計したデータでは、1番人気と2番人気がそれぞれ4勝を挙げている。
- 予想の重要ポイント:勝ち馬の年齢は6歳以下が中心。前走距離は1400m・1800mが主流だったものの、2026年には1600mからの勝利が加わった。
【2026年最新】コスタノヴァが連覇!フェブラリーステークスの結果
2026年2月22日、東京競馬場のダート1600mで開催された第43回フェブラリーステークスは、コスタノヴァが1着、ウィルソンテソーロが2着、ダブルハートボンドが3着という結果になりました。勝ちタイムは1分35秒4。晴天の良馬場で、16頭が出走しました。
コスタノヴァは前年の2025年にも同レースを制しており、今回は2番人気での出走でした。C.ルメール騎手を背に中団から進出し、最後の直線で力強く伸びて差し切り勝ち。2着のウィルソンテソーロに半馬身差をつけ、フェブラリーステークス連覇を成し遂げました。JRAの公式レース回顧でも、直線での末脚と勝負どころの反応が勝因として紹介されています。
今回の勝利によって、コスタノヴァはフェブラリーステークス史上3頭目の連覇馬となりました。過去にはコパノリッキーが2014・2015年、カフェファラオが2021・2022年に連覇しています。異なる時代の実力馬が同じ舞台で連続して頂点に立つのは、このレースの歴史を振り返るうえで見逃せないポイントです。
2026年の単勝払戻金は340円。3連複は1,080円、3連単は5,080円でした。1〜3着がそれぞれ1〜3番人気の馬で決着したため、高配当というよりも上位人気馬の実力が反映されたレースだったといえます。
【過去10年の結果一覧】歴代優勝馬・勝ちタイム・単勝人気を比較
ここでは、2026年までの直近10回に当たる2017〜2026年のフェブラリーステークスについて、優勝馬、勝ちタイム、単勝人気、2着馬、3着馬を一覧にまとめました。歴代優勝馬の入れ替わりだけでなく、同じ馬が連覇した年や、人気薄が勝利した年にも注目してください。
| 開催年 | 優勝馬 | 勝ちタイム | 勝ち馬の人気 | 2着馬 | 3着馬 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年 | ゴールドドリーム | 1分35秒1 | 2番人気 | ベストウォーリア | カフジテイク |
| 2018年 | ノンコノユメ | 1分36秒0 | 4番人気 | ゴールドドリーム | インカンテーション |
| 2019年 | インティ | 1分35秒6 | 1番人気 | ゴールドドリーム | ユラノト |
| 2020年 | モズアスコット | 1分35秒2 | 1番人気 | ケイティブレイブ | サンライズノヴァ |
| 2021年 | カフェファラオ | 1分34秒4 | 1番人気 | エアスピネル | ワンダーリーデル |
| 2022年 | カフェファラオ | 1分33秒8 | 2番人気 | テイエムサウスダン | ソダシ |
| 2023年 | レモンポップ | 1分35秒6 | 1番人気 | レッドルゼル | メイショウハリオ |
| 2024年 | ペプチドナイル | 1分35秒7 | 11番人気 | ガイアフォース | セキフウ |
| 2025年 | コスタノヴァ | 1分35秒5 | 2番人気 | サンライズジパング | ミッキーファイト |
| 2026年 | コスタノヴァ | 1分35秒4 | 2番人気 | ウィルソンテソーロ | ダブルハートボンド |
この一覧から分かるのは、直近10回の勝ち馬がすべて4〜6歳だったことです。また、1番人気が3勝、2番人気が3勝という集計ではなく、2017〜2026年の実際の一覧では、1番人気が4勝、2番人気が4勝、4番人気が1勝、11番人気が1勝となります。つまり、直近10回の優勝馬のうち8頭は1番人気か2番人気でした。
勝ちタイムは2022年の1分33秒8がこの一覧で最も速く、2026年は1分35秒4でした。ただし、2022年は重馬場、2026年は良馬場です。馬場状態やレース展開が異なるため、タイムだけを比較して競走馬の能力を順位づけするのは適切ではありません。
なお、JRAが2026年のレース前に公表した「過去10年」の分析は2016〜2025年を対象としています。上の一覧は2026年の結果を含む2017〜2026年の10回分です。分析期間の違いを意識すると、従来の傾向が2026年の結果によってどう変わったかを正確に把握できます。
【連覇の歴史】コスタノヴァとカフェファラオに共通する強さ
フェブラリーステークスは、毎年のように優勝馬が入れ替わる一方、同じ馬が翌年も勝つ難しさのあるGⅠです。2026年のコスタノヴァは、その難関を突破した歴史的な存在となりました。
近年の代表的な連覇馬として知られるのが、カフェファラオです。2021年はC.ルメール騎手とのコンビで1分34秒4を記録し、1番人気に応えて優勝。翌2022年は福永祐一騎手を背に、重馬場のなか1分33秒8で勝利しました。異なる騎手で連覇した点も、この馬の競走能力を示す特徴です。
コスタノヴァは2025年にR.キング騎手とのコンビでGⅠ初制覇を果たし、2026年はC.ルメール騎手と再び頂点に立ちました。JRAの記録では、2025年の勝ちタイムは1分35秒5、2026年は1分35秒4です。2年連続で安定したパフォーマンスを示し、東京ダート1600mへの高い適性を改めて印象づけました。
この2頭に共通するのは、単に前年の勝ち馬だったというだけではありません。フェブラリーステークスは、芝スタートから長い直線へ向かう特殊な条件のなかで、スピードと持続力を両立させる必要があります。同じコースで繰り返し結果を出せる馬は、コース適性とレース運びの両面で強みを持っていると考えられます。
連覇馬を予想の参考にする場合は、前年の着順だけで判断するのではなく、その後のレース内容、東京ダートでの成績、スタートの安定性、前走からの間隔も確認したいところです。実績があっても、年齢やコンディションの変化によってパフォーマンスが変わる可能性はあります。
【過去データ分析】単勝人気・年齢・前走距離から見える傾向
フェブラリーステークスの過去データ分析では、単勝人気、年齢、前走の距離が特に重要な比較材料になります。以下の人気別・年齢別の数値は、JRAが2026年の開催前に公開した2016〜2025年の集計です。2026年の結果を含めた最新10回の集計とは期間が異なりますが、予想の基準を作るうえで参考になります。
単勝人気別成績:1番人気と2番人気が中心
JRAの集計では、1番人気は4勝、2着2回、3着2回。3着以内率は80.0%です。2番人気も4勝を挙げ、勝率は40.0%となっています。両者を合わせると、2016〜2025年の10回で8勝を占めます。
一方、3番人気は0勝、4番人気は1勝、5番人気も0勝でした。6〜10番人気からの勝利もなく、11番人気以下からはペプチドナイルが2024年に勝利しています。上位人気馬を軸に考えることにはデータ上の根拠がありますが、人気薄の勝利を完全に排除できるわけではありません。
年齢別成績:4〜6歳が優勢
2016〜2025年の年齢別成績を見ると、4歳馬は3勝、5歳馬は4勝、6歳馬は3勝でした。7歳以上の馬は勝利していません。3着以内に入った延べ30頭のうち24頭が6歳以下で、若い世代が優勢です。
2026年のコスタノヴァは6歳で優勝しました。2017〜2026年の直近10回に対象を更新しても、勝ち馬は4歳が2頭、5歳が4頭、6歳が4頭で、すべて6歳以下です。高齢馬の経験や実績も評価材料にはなりますが、年齢を比較するときは、まず4〜6歳を中心に検討する方法が考えられます。
前走距離:1400m・1800mが主流、2026年は例外が登場
JRAの2026年向け事前分析では、2016〜2025年の優勝馬10頭はいずれも前走が1400mまたは1800mでした。また、前走の単勝人気は全頭6番人気以内でした。この組み合わせは、フェブラリーステークスを予想する際の有力なチェック項目です。
ただし、2026年のコスタノヴァは、前走の武蔵野ステークスもダート1600mでした。前走で1番人気に支持されて2着となり、フェブラリーステークスでは2番人気で優勝しています。この結果を含めた2017〜2026年の直近10回では、前走1400m・1800mという条件は9頭に当てはまり、コスタノヴァが1600mからの勝利という例外になりました。距離の条件を機械的に固定するのではなく、前走での内容や人気も合わせて評価することが大切です。
前走の格についても、GⅠからの臨戦馬だけが有利というわけではありません。JRAの2016〜2025年集計では、前走がGⅢ・JpnⅢだった馬が5勝を挙げています。前走のレース格、距離、人気、着順をまとめて見ることで、単純な実績比較では拾いにくい馬の勢いを評価しやすくなります。
【東京ダート1600m】枠順別成績と穴馬・波乱傾向の読み方
フェブラリーステークスの舞台である東京ダート1600mは、一般的なダートコースとは異なる特徴を持っています。JRAの東京競馬場コース紹介によると、ダートコースの直線距離は501.6m。長い直線に加え、ゴール前には上り坂があり、最後まで脚を持続させる能力が問われます。
さらに、ダート1600mは芝部分からスタートするコースです。JRA-VANのコース解説では、外枠は内枠より芝を走る距離が長く、加速面で利点が生まれやすいと説明されています。そのため、枠順別成績を確認する際は、単純な枠番の数字だけでなく、芝スタートへの対応力や序盤の位置取りも合わせて考える必要があります。
ただし、外枠なら必ず有利、内枠なら必ず不利という判断は早計です。2026年のコスタノヴァは6枠12番から勝利し、2025年は5枠9番から優勝しました。枠順は重要な条件の一つですが、馬のスタート、脚質、ペース、直線での進路取りなどが結果に影響します。
穴馬・波乱傾向で最も分かりやすい事例は2024年です。ペプチドナイルが11番人気で優勝し、2着は5番人気のガイアフォース、3着は13番人気のセキフウでした。3連単の払戻金は1,530,500円。上位人気馬だけで決着するという見方が通用しなかった典型的な年です。
対照的に、2026年は1〜3着が1〜3番人気で決まり、3連単の払戻金は5,080円でした。2020年には16番人気のケイティブレイブが2着に入り、3連単464,920円の高配当が発生しています。人気薄を狙うなら、単にオッズが高い馬を選ぶのではなく、東京ダートへの適性、前走での内容、展開が向く可能性を具体的に検討することが必要です。
過去データを予想に使う際の判断基準は、次のように整理できます。
- 人気:1〜2番人気を基本線にしつつ、上位人気馬の弱点も確認する。
- 年齢:4〜6歳を中心に、7歳以上は近走内容やコース適性を慎重に評価する。
- 前走距離:1400m・1800mを有力な目安としながら、1600mからの臨戦馬も一律に除外しない。
- 枠順:芝スタートと位置取りを考慮し、枠番だけで有利不利を決めない。
- 波乱要素:人気薄を選ぶ場合は、具体的な好走材料があるかを確認する。
【2026年の全着順】16頭の結果と払戻金をチェック
2026年2月22日に行われた第43回フェブラリーステークスの全着順は以下のとおりです。着順に加えて単勝人気を確認すると、上位人気馬が上位を占めた一方、4着には10番人気のブライアンセンスが入るなど、人気順どおりに決着したわけではないことも分かります。
- コスタノヴァ(2番人気)
- ウィルソンテソーロ(3番人気)
- ダブルハートボンド(1番人気)
- ブライアンセンス(10番人気)
- オメガギネス(8番人気)
- ペプチドナイル(11番人気)
- ナチュラルライズ(7番人気)
- ラムジェット(4番人気)
- シックスペンス(6番人気)
- ペリエール(9番人気)
- ロードクロンヌ(5番人気)
- サンライズホーク(16番人気)
- サクラトゥジュール(13番人気)
- ロングラン(15番人気)
- サイモンザナドゥ(12番人気)
- ハッピーマン(14番人気)
2026年の勝ち馬コスタノヴァは、10番手付近からレースを進め、直線で伸びて優勝しました。勝ちタイムは1分35秒4、2着ウィルソンテソーロとの差は半馬身です。1番人気のダブルハートボンドも3着に入り、上位3頭は単勝1〜3番人気で構成されました。
2026年の主な払戻金
- 単勝:340円
- 複勝:130円、160円、130円
- 枠連:820円
- ワイド:360円、290円、320円
- 馬連:890円
- 馬単:1,560円
- 3連複:1,080円
- 3連単:5,080円
払戻金は、同じフェブラリーステークスでも年によって大きく異なります。2024年の3連単153万500円と2026年の5,080円を比べると、人気薄が上位に食い込むかどうかで配当が大きく変化することが分かります。過去の払戻金は波乱の可能性を考える材料にはなりますが、将来の配当を保証するものではありません。
【フェブラリーステークス過去】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:フェブラリーステークスの過去10年の優勝馬は?
A1:2026年までの直近10回では、2017年ゴールドドリーム、2018年ノンコノユメ、2019年インティ、2020年モズアスコット、2021・2022年カフェファラオ、2023年レモンポップ、2024年ペプチドナイル、2025・2026年コスタノヴァです。
Q2:フェブラリーステークスで連覇した馬は?
A2:コパノリッキーが2014・2015年、カフェファラオが2021・2022年、コスタノヴァが2025・2026年に連覇しています。2026年のコスタノヴァは、同レース史上3頭目の連覇馬です。
Q3:フェブラリーステークスは何番人気が強い?
A3:JRAが公表した2016〜2025年の集計では、1番人気と2番人気がそれぞれ4勝を挙げています。ただし、2024年には11番人気のペプチドナイルが勝利しており、人気だけで結果を決めつけることはできません。
Q4:勝ち馬に共通する年齢や前走距離は?
A4:2026年までの直近10回では、勝ち馬はすべて4〜6歳です。前走距離は1400m・1800mが中心ですが、2026年のコスタノヴァは1600mの武蔵野ステークスから参戦して優勝しました。
Q5:フェブラリーステークスで最も高い払戻金が出た近年の例は?
A5:2024年はペプチドナイルが11番人気で勝ち、3着にも13番人気のセキフウが入ったことで、3連単の払戻金は153万500円となりました。人気薄の好走が重なると配当が大きくなることを示す事例です。
まとめ:2026年までの過去成績から予想の判断基準を整理
フェブラリーステークスの過去10年を振り返ると、2026年はコスタノヴァが連覇を達成し、上位人気馬が結果を残しました。直近10回の勝ち馬はすべて4〜6歳で、人気面では1番人気と2番人気が中心です。年齢や単勝人気は、出走馬を比較するうえで有効な基準になります。
一方、前走距離については、従来の1400m・1800m中心という傾向に2026年の1600mからの勝利が加わりました。枠順も、東京ダート1600mの芝スタートや長い直線と関係しますが、それだけで勝敗が決まるわけではありません。過去の傾向を固定的なルールとして使うのではなく、新しい結果によって見直していく姿勢が重要です。
予想の際は、歴代優勝馬、勝ちタイム、単勝人気、年齢、前走距離、コース適性を組み合わせて判断するのが基本です。2024年のペプチドナイルのような波乱も、2026年のコスタノヴァの連覇も、過去データを複数の角度から検討する必要性を示しています。2027年以降のフェブラリーステークスでも、過去の数字を出発点にしつつ、出走馬の近走内容と当日の条件を重視したいところです。 (出典: フェブラリー ステークス 過去(Yahoo!ニュース))